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研究交流

本事業は、東京大学生産技術研究所とフランス国立科学研究センター、リール大学、および、オスカーランブレー癌センター病院との間に締結されたバイオエレクトロニクス技術の癌治療研究への応用に関する合意書に基づく国際共同研究プロジェクトSMMIL-E(スマイリー、Seeding Microsystems in Medicine in Lille – European-Japanese Technologies against Cancer -)を相手方マッチングファンド事業として、東京大学生産技術研究所が平成12年(2000年)以来構築してきたナノバイオ技術を医療分野に実施応用しています。
また、SIMMIL-Eにおいては同組織が連携するパリ公的支援病院連携のiLite(Innovation in Liver Tissue Engineering)、スイス連邦工科大学ローザンヌ校(EPFL)のIMT(Institute of Microengineering)、との国際共同研究も併せて実施します。
本ネットワークに参加する各国研究機関との間には、バイオエレクトロニクス技術を医療分野に応用するための研究開発を、各研究機関が分担して共同研究する旨の合意を得ています。


日仏国際混成ユニット組織SMMIL-Eでの国際医工連携による研究実施戦略

工学的技術の開発と培養細胞を用いた実証、小動物(大動物)を用いた前臨床試験や個体レベルのメカニズム解明、臨床サンプルを用いた応用研究から実際の臨床試験といった、日本国内では大きな資金と長い時間のかかる研究開発フェーズを敢えて国際スケールで行うことで、最適な組合せを持った遂行が可能となり、研究と開発の効率を上げることができます。
これらの研究は東京大学生産技術研究所が研究の拠点となり、各国研究機関からの教員・ポスドク・博士課程大学院生の受け入れと各国研究機関(とくにSMMIL-E)への日本人若手研究者の派遣による国際共同研究として実施します。
またこれらの成果は、毎年各国の持ち回りで開催するワークショップにおいて報告することで、国際研究ネットワーク内の共同研究を活性化し、若手研究者向けに新たな研究テーマとして発信します。
さらに、ナノバイオ分野の国内外の若手研究者を対象に、当該分野の包括的な基礎知識と最先端の応用技術を提供する場として、毎年1週間程度の国際スクールを各国持ち回りで開催します。
これらの活動を通して、バイオメディカル集積システムに関する国際的にビジビリティの高い研究の遂行と、同じく、国際的に活躍できる若手研究者の育成に貢献します。